【グランドメルキュール奈良橿原】日本はじまりの地・橿原で「橿原神宮」と「飛鳥・藤原の宮都」の歴史をひもとく、学びの秋にふさわしい特別プログラムを開催
〜2025年11月1日、22日に橿原神宮禰宜・長倉健一氏、歴史作家・関裕二氏による特別プログラムを開催。宿泊のお客様無料〜
橿原・飛鳥エリア、「吉野山の桜」で有名な吉野エリアの観光や歴史散策にも便利なホテル「グランドメルキュール奈良橿原」(所在地:奈良県橿原市久米町/総支配人:北口 祐介)では、学びの秋にふさわしい特別プログラムを、2025年11月1日(土)と22日(土)に開催します。橿原神宮の禰宜・長倉健一氏、歴史作家・関裕二氏をお迎えし、第一代天皇即位から続く橿原神宮の歩みと、世界遺産登録を目指す飛鳥・藤原宮都の魅力をひも解きます。建国の聖地・橿原で日本の歴史と文化のはじまりに触れることができ、初めて訪れる方から歴史好きの方まで幅広く楽しんでいただける内容です。宿泊のお客様は無料で参加いただけます。
背景
当ホテルは日本建国の聖地・橿原エリアに位置し、第一代神武天皇の即位した地として知られる橿原神宮の至近にあります。そして世界遺産登録を目指す飛鳥・藤原宮都エリアへの玄関口でもあり、日本の国家形成と文化の原点に直接触れられる特別な場所です。こうした地域の歴史や文化の歩みを、訪れるお客様に体感いただける機会を提供したいと考え、地域の方と協働し、本プログラムの開催に至りました。
日本はじまりの地で学ぶ、2つの特別プログラム
プログラム1 日本建国の聖地、橿原神宮の歩みを知る
橿原神宮は、日本の第一代天皇・神武天皇が即位された橿原宮の地に、1890年(明治23年)に創建されました。本プログラムでは、こうした創建の背景から近代以降の歩み、そして現代に受け継がれる意義を橿原神宮禰宜・長倉健一氏が丁寧にひも解きます。
プログラム翌日は、橿原神宮へ実際に足を運び、プログラム内で学んだ歴史をより深く実感していただけます。また、希望者には、内拝殿の正式参拝を体験いただける「結びビト」プログラムを用意しています(1週間前までに要予約)。奈良まほろばソムリエ検定所持のホテルスタッフの説明を聞きながらホテルから橿原神宮へと徒歩で向かい、普段入ることができない内拝殿での正式参拝の後、長倉健一氏が橿原神宮について案内します。
秋の特別プログラム「橿原神宮禰宜・長倉健一氏 〜紀元2,700年を迎えるにあたって〜」開催概要
開催日:2025年11月1日(土)
時間:19:00〜20:00
場所:ホテル2階特設会場
料金:無料(宿泊のお客様限定)
予約:不要
定員:50名(先着順)
「結びビト~橿原神宮神職・長倉健一氏と巡る内拝殿の正式参拝~」プログラム概要
時間:9:00~(所要時間 約1時間10分)
料金:1組 12,000 円(税・サ込)
定員:1~5名
予約:「グランドメルキュール奈良橿原」公式サイト問い合わせフォーム
(https://grand-mercure-nara-kashihara.jp/contact/)より1週間前まで要予約
備考:神事により長倉氏ではない神職が案内する場合がございます。
プログラム2 世界遺産登録を目指す「飛鳥・藤原の宮都」を深掘り
奈良県橿原市・明日香村を中心に広がる「飛鳥・藤原の宮都」は、日本で初めて古代国家としての都が築かれた場所で(*1)、いまも寺院跡や古墳など数多くの遺跡が残されており、現在は世界文化遺産への登録に向けた準備が進められています。日本最古の仏教寺院とされる飛鳥寺(*2)や石舞台古墳(*3)などの名所を取り上げながら、歴史作家・関裕二氏が、飛鳥時代の日本の政治を左右した存在・蘇我氏や古代国家の形成について解説。世界遺産登録を控える飛鳥の地の、原点から深掘りまで一度に学べる二部構成で開催します。
*1 参照 文化庁 文化遺産オンライン「飛鳥・藤原の宮都」(https://bunka.nii.ac.jp/special_content/hlink10_3)
*2 6世紀末から7世紀初めに蘇我馬子の発願で建てられた日本最古の本格的仏教寺院。
出典:明日香村観光協会「飛鳥寺」(https://asukamura.com/sightseeing/487/)
*3 国営飛鳥歴史公園内石舞台周辺地区の中央に位置する日本最大級の方墳。
出典:国営飛鳥歴史公園「石舞台古墳」(https://www.asuka-park.jp/area/ishibutai/tumulus/)
【プログラム内容】
第1部|飛鳥文化入門編 ― 世界遺産登録に向けての歩み
・なぜ人々は飛鳥に恋焦がれるのか
・甘樫丘(あまかしのおか)へ ~箱庭のような明日香の地で展開されていたダイナミックな歴史~
・明日香を取り巻く山々から吹き渡る明日香風が伝える、旧都への郷愁
・古き良き時代のヤマトへようこそ
・平城京遷都により残された2つの寺
第2部|古代史の深層 ― 蘇我氏と国家形成のドラマ
・蘇我氏の都、明日香 ~言い訳が許されなかった敗者の声が今も響く、悲劇の都~
・蘇我氏とは何者か?古代国家の礎を探る
・なぜ蘇我入鹿の飛鳥寺と斉明天皇の川原寺だけ明日香に残ったのか
・飛鳥の地で神と仏が融合した?
・歴史作家・関裕二氏と語らうQ&Aセッション
秋の特別プログラム「 歴史作家・関裕二氏 〜世界遺産登録を目指す 飛鳥 ・藤原の宮都〜」開催概要
開催日:2025年11月22日(土)
時間:第1部 18:30〜19:30、第2部 19:30〜20:00
場所:ホテル2階特設会場
料金:宿泊のお客様は無料、プログラムのみの参加者は有料(大人2,100円、高・大生1,000円、中学生以下無料)
定員:100名(先着順)
プロフィール
■長倉 健一(ながくら けんいち)
三重県出身。國學院大學卒業後、昭和60年より橿原神宮に奉職。現在は禰宜として祭儀部長を務めるほか、奈良県神社庁祭式講師としても活動。
■関 裕二(せき ゆうじ)
歴史作家、武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェロー。古代史を専門とし、飛鳥時代の史跡や天皇・豪族に関する著作を多数執筆。テレビ出演や講演活動も精力的に行い、わかりやすい語り口で古代史の魅力を伝えている。
■「結びビト」とは
日本各地の都市部や観光中心地を「母屋(おもや)」、その一歩先にある、まだあまり知られていない美しい地域を「離れ(はなれ)」と捉えると、「グランドメルキュール」 「メルキュール」は、そんな「はなれ」といえる地域に建つホテルです。「#はなれ旅」 は、自然豊かな “絶景”や、地域に根付く“伝統や文化”、地元の“人々”との触れ合いなどを 楽しむ、旅のスタイルです。 (「#はなれ旅」について:https://accor-resorts-japan.jp/concept/) その「#はなれ旅」の楽しみ方のひとつとして、オリジナル体験プログラム「結びビト」が登場します。当プログラムは、その地域に精通し文化や伝統を守り続けている「海女」 や「冒険家」、「星空案内人」などを「結びビト」と称し、お客様とその地域を結びます。
■グランドメルキュール奈良橿原
近鉄「橿原神宮前駅」東口から徒歩約1分という好立地にあり、大和黎明期の古墳や神社が点在する橿原・飛鳥エリア、「吉野山の桜」で有名な吉野エリアの観光や歴史散策にも最適な街中リゾートホテルです。
また、ホテルではこの地ならではの食材を活かした夕食、朝食ビュッフェや温泉、ラウンジ、一部アクティビティのご利用が含まれたオールインクルーシブで滞在を楽しめます。
【所在地】奈良県橿原市久米町652番地2
【TEL】03-6627-4715(予約センター)
【料金】1泊オールインクルーシブ 25,000円~(2名1室利用時1名あたり、税・サ込)
※ランチの提供無し、一部有料
【URL】https://grand-mercure-nara-kashihara.jp/